木村秋則のソウルメイト

木村秋則さんは岩木山のふもとにリンゴ農園を持っておられる方で、 世界ではじめて完全無農薬、完全無肥料でのリンゴ栽培を成功させた方です。木村さんが完全な無農薬栽培を決意されたのは、リンゴ栽培で使用する 農薬によって家族が体調を壊してしまったことがきっかけでした。八年以上も間、無農薬栽培のリンゴには実がならなかったそうです。農水省のデータによれば、農薬を使用しない場合、リンゴは97%の収穫減 になるとのこと。ほとんどゼロといってもよいレベルです。 青森では36回、岩手は43回、秋田は39回。これがリンゴ出荷までの 年間の農薬散布回数です。これは農水省のデータです。 これだけの農薬がふりかけられて、ようやく通常のリンゴができているわけです。農薬というものが、毒性の高いものであることは誰もが知っています。発がん性があり、大量に摂取すると中毒死します。

農薬は人体に癌を起こす

これを薄めてとはいえ、また、国が使用基準を決めているとはいえ、これだけ大量に使用していたら、果物を食べても、とても健康になれそうにありません。皮ごと食べるなど論外ですし、皮も余分にむいて、少しでも残留農薬の被害を減らさねばなりません。これだけの農薬を使用すれば、山林の生態系も破壊されます。 農薬は小川に流れ込み、東北地方ではニホンザリガニを壊滅に追いやりました。かつて日本中にいたトキが絶滅したのも、狩猟の被害に加えて、 農薬汚染したドジョウやエビを食べて死んだためとも言われています。多くの生き物を死に追いやり、人体にも発がん性を発揮し、さまざまな病気をおこす農薬をこんなに使い続けて良いのでしょうか。木村さんはこうしたことを深く考え、いま、日本中、そして世界でも無農薬栽培の技術を普及しようと、指導されています。本書は木村秋則さんが艱難辛苦を乗り越える中で出会ったソウルメイトのお話です。


スポンサードリンク

ソウルメイト

あわせて読みたい関連記事:


スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする