木村秋則さんのお弟子さんたち

木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」農薬自然栽培が知られるようになると、木村さんのノウハウを学びたいと、後に続く人が現れてきました。木村秋則さんは、農薬、肥料をまったく使わない自然栽培を日本中に広める大志を持ち、全国から海外まで、呼ばれると出向いて講演をしておられます。多い時は年間、二百日も指導に出かけられたといいます。自然栽培をやってみたいという人々に自分と同じような苦労を味わってほしくないからとの思いが、木村さんにここまでの行動力を与えているのです。米や野菜だけではなく、お茶やマンゴー、オリーブなどいろいろな作物への自然農法の指導を行ってきたのです。木村秋則さんの教える方法は、従来の農業の教科書の正反対のことも多く、頭で理解できても実践となるとできない人もいたようですが、木村さんは根気よく、彼らを指導し続けたのです。岩手県遠野市の佐々木正幸さんは、遠野自然栽培研究会の会長です。佐々木さんは木村秋則さんのお弟子さんの一人です。現在は大規模な稲作で実績を積み上げているそうです。遠野自然栽培研究会のメンバーである佐々木悦雄さんは、2006年から、木村さんのリンゴ栽培を学んでおられます。


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遠野自然栽培研究会は木村農法

佐々木さんが木村さんに弟子入りしたのは60歳のときです。建設会社の社長職を退き、第二の人生へのチャレンジだったそうです。最初の三年間は、やはりリンゴはうまく実らなかったそうです。ウドン粉病、スス病、斑点落葉病などの病気が発生し、大量の害虫に見舞われたそうです。農薬を止めるという大きな変化があったため、リンゴの木の生態が狂ってしまい季節外れの花が咲いたりしました。しかし、根気よく、木村秋則さんの指導を受けた佐々木さんはついにリンゴを実らせることに成功したそうです。途中、木村秋則さんの指導をきかず、スプレーヤーで酢を散布してしまったそうです。スプレーヤーは重い機械なので、畑の土が固められて、ふかふかの状態でなくなり、リンゴの根が育たなくなるのです。木村秋則さんにそのことを指摘され、スプレーヤーを使うのをやめ、手で散布するようにしたところ、リンゴが実ったのです。なぜ、機械に頼ってはいけないかということです。それは土を守り、作物を守るためだと木村さんは言います。

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