無農薬リンゴ栽培の木村秋則さん

木村秋則さんは青森県の岩木山の山麓にリンゴ農園を営んでおられます。これまで長い間、リンゴの無農薬栽培や有機栽培は不可能だとされてきました。大量の農薬で病気や害虫を防ぎ、化学肥料でリンゴ栽培するのが世間の常識でした。木村秋則さんが無農薬リンゴ栽培の試みを開始した時、周囲の同業者の多くは 理解してくれず、変わり者扱いされたそうです。しかし、農薬散布作業する人に皮膚炎などの病気をおこし、自然環境を破壊する農薬を使わない栽培を実現するために 木村秋則さんは八年間も苦労を続けられました。肥料も農薬も、化学的に合成されたものを一切使わない無農薬有機栽培を リンゴのような難しい果樹で実現された偉業は、国から表彰されてしかるべき業績です。木村さんのノウハウは、果樹に自然の野山の土壌を再現することで 土中の微生物や有機物の働きを甦らせるという考え方です。


スポンサードリンク

雑草を除去しない有機農法

このノウハウをいま、木村さんは全国の有志に惜しみ無く指導され、普及に努めておられます。海外でも指導されたそうです。木村さんはリンゴだけでなく、桃や梨、米なども無農薬有機栽培で生産されています。本当に消費者の安全や健康を考えたら、すべての農園農家が 無農薬有機栽培を学び、導入することが理想です。消費者の中にも無農薬有機栽培の作物を求める声が高まっています。長野県の佐久平の無農薬有機栽培の米は、アイガモに雑草を食べさせて生産されています。和歌山県の『ばんじろう村』の無農薬有機栽培のミカン、桃、柿など、今では全国で無農薬有機栽培が広まりつつあります。発ガン性があり、環境を破壊する化学農薬の使用が日本からなくなってほしいです。また、土地を痩せさせて、病気や害虫に対する野菜や果樹の抵抗力を 低下させる化学肥料は、無農薬栽培の実現には邪魔です。堆肥や安全な飼料で育てた家畜糞などの有機肥料にすべての農家農園が切り替えるようになれば良いですね。

あわせて読みたい関連記事:


スポンサードリンク